20代の頃は仕事を転々としており、アパートを借りる機会も多かったのだがとあるアパートで騒音を出しまくる激ヤバの隣人の大学生がいたので、その大学生との闘いを記事にまとめた。同じように悩む人の参考になってくれたら嬉しい。
アパートで最悪の大学生に当たる
まず何故私が激ヤバの隣人大学生と住むことになったのか説明していきたい。
転職で大阪に引っ越すことになったのだが、その新しい職場が出来るだけ早く来て欲しいとのことで急遽でアパートを決めることになったんだ。
時間もあまり無い中、見学もそこそこにとあるアパートを決めたのだがこれが大失敗した。大学すぐ近くのアパートだったんだ。アパート選びは慎重にしないと大体失敗するので注意。
隣の住民が大学生
私が住み始めたアパートは大学の近くで自転車で10分ほどの場所にあったんだけど、それもあってか住み始めたアパートの住民は半分くらいが大学生。この時点で嫌な予感はしていた。
とは言っても大学生達はアパートですれ違えば挨拶するし始めは好印象だった。実際にほとんど大学生はそんな感じだと思う。
私の隣の部屋も大学生が住んでいたのだが、残念ながらその大学生は大外れだった話。
深夜に電子ドラムを叩き出す
隣の激ヤバ大学生は初日から迷惑行為を始めてきた。
というのも深夜に「ドン、ドン、チャッ、チャッ。」という謎の音が1時間くらい聞こえてくる。
初めの何の音か分からず困惑していたが、隣の部屋から聞こえてくることだけは分かった。
これは後で分かったのだがどうやら隣の大学生はバンドを組んでいたらしく、それで毎日電子ドラムで練習をしてたっぽい。
ちなみに大学生が引越すまで毎日電子ドラムを叩いていた。ドラム練習で真面目なのか隣人に迷惑をかける不真面目なのかよく分からない大学生だった。
友達を呼んで深夜まで騒ぐ
激ヤバ大学生はバンドを組んでいるのもあり、バンド仲間を部屋に呼ぶこともしょっちゅうあった。
遊び盛りの年齢なのである程度は許したい気持ちもあるのだが、その集まりがとにかく長い。時には深夜3時まで騒ぐこと多々あった。
深夜3時まで騒がれると流石に辛い。明日も仕事の日なんかだとモロに影響が出る。
しかも深夜に電子ドラムを叩いてバンド練習することもあった。隣の部屋で大学生達が青春していた中、私は地獄を味わっていたんだ。
ちなみに隣人は彼女もいたのでもちろん例の行為も聞こえてきた。勘弁して欲しい。
色々試したがダメだった
当然指を咥えて黙るわけにもいかないので私は大学生と闘うことにしたんだ。
まず最初は「静かに」と壁越しに怒鳴っていたのだが全く意味がない。
むしろ私が怒ってるのがおかしいのか笑い声が聞こえてくる。腹立つ。
壁を叩く
次の対策といえば1番メジャーなアパートの壁を叩くこと。
初めはためらったが、あまりにもうるさいので盛り上がって話し声が大きい時に壁をドンドン叩いていた。
ただ向こうは血気盛んな大学生。壁を叩くと思いっきり壁を叩き返される。何だこれ。
たまらず外に出て直接言おうとすると急に静かになる。ただしばらくするとまた喋り出す。
結局壁を叩く行為はそれほど対策にならなかった。むしろ隣人がよりうるさくなっただけだった。
管理会社に電話
そして次に私が取った対策は管理会社に電話。
電話をして経緯を説明すると管理会社の人は「すいません、すいません。」と謝ってはくれたが、肝心の隣人は全く静かにならず。
ただ電子ドラムはそれ以降しなくなった。電子ドラムだけ注意したのかは謎。
どちらにせよ深夜の集まりがうるさく根本的な解決にはならなかった。管理会社は役に立たなかった。
モスキート音が1番効いた
こうして色々対策というか仕返しをしていたんだけど。ついに1番効く方法が見つかったんだ。
それがモスキート音。モスキート音は蚊のような「キーン」とした音が特徴なんだけど、これが結構不快な音がする。
このモスキート音を流すとかなり大学生が嫌がるんだ。これを流すのが仕返し方法。
この方法だと自分自身もダメージを喰らうと思うのだが、モスキート音は年齢によって聞こえる周波数と聞こえない周波数がある。
私のような30代の中年男性には全く聞こえないが、隣人の大学生には聞こえる周波数のモスキート音をひたすら流す。
年齢による耳の衰えを逆手に取りちょっと悲しい気持ちにもなるが、これが1番隣人の大学生に効く仕返しだった。
自分の聞こえる周波数のモスキート音を聞いてみるといかに不快かが分かると思う。
モスキート音はトラブルになる可能性大
悪魔的な仕返し方法とも言えるモスキート音だが、私は1日でモスキート音を流すことを辞めた。
というのもこの方法は強力過ぎたんだ。この仕返し方法は自分に全くダメージは無いのでモスキート音を流そうと思えば一生流せる。
なので相手はアパートに住む限り永久にモスキート音を聞くことになる。それこそ本当に頭がおかしくなるだろう。
ただ最近は隣人同士での事件もあり度々ニュースでも話題になっている。だからモスキート音はトラブルの元になるのは明白だったんだ。
なのでモスキート音は今後流さず、仕方ないがこちらが我慢する道を選ぶことにした。
耳栓とイヤーマフで対策
結局我慢するのが1番の対策でトラブルも起きないという結論に達した私は早速耳栓から探すことにした。
耳栓は色々試したが、1番遮音性があった耳栓はモルデックスだった。自分の合うサイズより一つ大きいサイズにするとキツくより遮音性が高くなる。
ただ耳栓をしっかりしてもまだうるさい。耳栓を突き抜けて話し声が聞こえてくる。隣人恐るべし。
ただ音は確実に小さくなっているので後一歩。私の快適なアパートライフのゴールまでもう少しだった。
イヤーマフで完全な防音に成功
色々調べた結果、イヤーマフがかなりの遮音性をあることを知ったんだ。
早速評価の高いイヤーマフを購入。これが大当たりだった。
耳栓してからイヤーマフをすると遂に隣人の話し声が全く聞こえなくなった。あれだけ苦しんだ話し声が聞こえないというのは中々衝撃的だった。
これによって相手に仕返しをせずに、快適な生活を手に入れることが出来た。自分のためにも平和な解決が1番。
ガチで対策するなら壁をDIYするのもアリ
耳栓やイヤーマフでは無くガッツリ対策したいなら壁を防音性があるようにDIYするのもアリ。
調べてみたら思ったより簡単にDIY出来るっぽい。ちなみ当時私が調べた時はここまで便利な商品は無かった。
長く住む予定なら賢い選択だと思う。
アパート選びで騒音トラブルの確率が決まる
そもそもなのだが、私の住んでいた大阪のアパートは壁が薄すぎたんだ。
話し声はもちろんテレビの音も聞こえてくるくらいアパートの壁が薄い。そりゃ集まって話していたらうるさくて当然。
もしこれがもう少し壁の厚いアパートならこんなにも苦しむことは無かったと思う。
RC造アパートだが意味無し
一応私なりに騒音対策はしようと思っていて、以前木造アパートで大変な目に遭ったので今回はRC造(鉄筋コンクリート造)のアパートにしたんだ。
木造アパートでの隣人の闘いについては以下の記事で詳細を書いている。闘ってばかり。
防音性の高そうなRC造にしたのだが、これには重大な欠陥があった。とういうのも外壁だけ鉄筋コンクリートで、壁と壁の間は別の安い素材で作られたRC造のアパートがあると言うことなんだ。
そして私も例に漏れず壁と壁が薄いRC造に入居してしまったオチ。悔しい。
分譲賃貸マンションが1番安心
あくまで私が調べた話なのだが、どうやら分譲賃貸マンションは防音性が高いらしい。
分譲マンションは建築基準法が厳しいらしく他のアパートより造りがしっかりしているのが多いとのこと。詳しい内容が気になる人は調べて欲しい。
とりあえず分譲賃貸マンションなら騒音トラブルに巻き込まれる可能性はかなり下がりそうだし、私が次引っ越すなら分譲賃貸マンションを選ぶ予定。
家賃はある程度出したほうが良い
ただ分譲マンションなのである程度家賃はかかってしまう。
ただ調べた感じ普通のアパートと比べると1万くらいの違いだし、もちろんその分で快適に過ごすことができる。
やはり家賃をケチったら騒音トラブルに巻き込まれやすいし、家賃をしっかり出したら良いところに住めれる。
結局どの世界でも金が物をいう資本主義なんだけど受け入れるしかない。
家賃を削って騒音トラブルで消耗したら本末転倒。騒音トラブルに困っている人は分譲賃貸マンションに引っ越すのが1番良いのかも。
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