就活中にフォークリフトの免許習得したんだけど簡単に取れると言われている割には注意点がいくつかあり私自身あやうく講習で落ちかけた。
と言うことで、ここでは実体験からフォークリフト免許を取る際の注意点を述べていく。この記事さえ読んでおけばまさかの事態でも落ち着いて対処できると思う。備えあれば憂いなし。
フォークリフトがあれば工場求人の選択肢が増える。工場求人ナビだと数多くの工場求人があるためオススメ。
合格率は90%以上
実はフォークリフト免許の合格率は90%以上と言われている。
実体験からしても90%以上だろうなと言った印象。ただ10%近くは落ちているのも事実。10人いたら1人は落ちている。
フォークリフト講習では10人近くまとめて講習するため講習の度に1人が落ちている計算となる。
そう思うと結構馬鹿に出来ない人数が落ちているんだ。
きっかけは就活で有利になるため
そもそも何故私がフォークリフトの免許を取ったかと言うと就活中でフォークリフト免許さえ取ればかなり有利になると思ったからだ。
地元が田舎なので工場が多く工場関連の求人が多くなる。私はライン作業はしたくなかったので工場の求人は避けていたんだ。
ただ工場ではフォークリフトの求人が多いことに気づいた。フォークリフトならまだ肉体的に楽そうな気がして講習した流れ。
車の免許を持っていたら講習日数は4日で済む
調べたところ講習にかかる日数は車の普通免許を持っていたら4日で済むとのことだった。
ちなみに車の免許を持っていなければプラス1日で5日かかる。
他にも細かい条件があれば講習時間が変わるらしい。近場のフォークリフト講習場で自分の条件が合っているか一度調べて欲しい。
値段も3万ほどで済む
これもフォークリフト講習場によるのだが、私の場合3万ほどの値段がかかった。
3万が高いかどうか人によると思うがフォークリフト関連の仕事は時給が高いのが多いので、少し働けばすぐ元は戻ってくると思う。
予約は早めにした方が良い
ここで注意点なのだが予約は早めにした方がいい。というのもフォークリフト講習は人気があり中々予約が取りづらいんだ。
直前に予約することはほぼ不可能。私の場合、早くても2〜3週間後の予約が1番早かった。
フォークリフト関連で仕事を探しているならゆとりを持って講習の予約を取ることをオススメする。
更に言うと講習場によっては銀行の振り込み期日もあるので、そこもしっかりチェックしておきたい。
遅刻厳禁。ゆとりを持って動く
ここが1番伝えたい所。遅刻厳禁。遅刻は絶対にしてはいけない。
何故ここまで遅刻に敏感かというと遅刻すると講習が受けれないんだ。
講習が受けれない=不合格が決定。
その時点で講習代、講習までかかった時間が全て無駄になる。こんな無駄なことはない。
フォークリフト講習中は早め早めに行動を心がけた方が吉。
Googleマップに注意
ここまで厳しく言った私だが初日は遅刻してしまったんだ。正確に言えば遅刻しかけたのが正しい言い方なのだが。
遅刻した原因はGoogleマップ。私の場合フォークリフト講習場まで車で40分ほどの場所にあったんだ。
Googleマップでも40分と表示されており、念の為それより10分前の50分前に出たのだがこれが失敗した。
朝だと出勤時間と被るため渋滞が凄かったんだ。そのため40分で着く予定が1時間10分かかってしまった。
20分オーバーで到着し「終わった」と半ば諦めていたのだが、初日のみ受付時間が別で設けてありギリギリ間に合った形になった。
受付時間が無くいきなり講習が始まっていたら私は落ちていたと思う。マジでゾッとする。
Googleマップを信用しすぎてはいけない。車の場合予定時間の30分、1時間前に出てもいいかも知れない。合格までの辛抱。
学科はちゃんと聞いていたら大丈夫
講習内容は学科1日、技能3日と振り分けられている。
まずは学科を1日を受けるだがこれは普通に聞いていれば大丈夫。教科書が配られ教官が一つ一つ教えていく流れ。
これが8時間みっちりある。フォークリフトについて色々知れるので思ったより面白かった記憶はある。
ただ思ったより面白いで基本は退屈。仕方ない。
居眠り厳禁なので注意
ここで注意なのは居眠り厳禁なことなんだ。
というのも学科の最後に簡単なテストがある。もちろん寝ていたら何も分からない状態になってしまう。
テスト自体は簡単で何なら授業中に教官が「ここはテストに出るからマーカー引いておいて。」と私の講習場では教えてくれた。
流石にテスト中に教科書を見ることは出来ないが、テスト前にマーカーを引いた場所をパラパラ読んだら合格できる。
ただ居眠りしているとマーカーが引けないため膨大な範囲からテストに臨むことになるんだ。睡魔との戦いに勝たねばならない。
実技は車の運転とは違う
無事学科をクリアしたら実技に移る。
普段車の運転をしているので大丈夫と思っている人は面食らうと思う。というのもフォークリフトは思った以上にクセのある乗り物なんだ。
フォークリフトは慣れるまで時間がかかる
普通自動車の場合、基本的に前輪が動くと思うのだがフォークリフトの場合後輪が動くんだ。
その為カーブの時は早めにハンドルを切らないといけないしバックの時は後輪が動いて結構焦る。
一緒に講習を受けていた人も初めはカーブとバックで手間取っていた。いきなりスイスイ運転できる人は中々いないと思う。
それに加えフォークリフト運転時は基本片手運転じゃないといけない。両手だと教官に注意され技能試験で減点対象にもなる。
他にも細かい減点対象があり、それを教官と一緒に3日間学んでいく流れ。
イメージトレーニングは必須
3日間もあるからさぞみっちり出来るだろうと思うのだが、意外に運転する時間は短いんだ。
これはフォークリフトの講習人数が多いから。基本的にフォークリフトを順番に乗り回していくので自分の順番が回るまで40〜50分くらい時間がかかってしまう。
講習人数が少なかったり先生が複数人いるなど講習場によって違うのかも知れないので一概には言えないが、ある程度覚悟した方が良いかも知れない。
私の場合待っている時間はひたすらイメトレしていた。ていうか待ってる間もスマホは触れないのでイメトレするくらいしかやることが無かった。
結構イメトレの効果はあり、数回乗っただけである程度出来るようになった。教官も急かすことは無いので自分のペースでやれば大丈夫なはず。
技能試験は野外
技能3日目の最後は技能試験がある。
技能試験は基本的に野外なのだがこれがキツかった。
というのも夏は暑くて冬は寒い。講習だからと軽装で行くとえらい目にある。
夏は熱中症に注意
私の場合、夏に講習を受けたのだがとにかく暑かった。
2リットルの水を持ってきたのだがそれでも足りなかった。セルフドリンクなども無い為、自販機の水を2本プラスで買う羽目になった。悔しい。
他の講習生の技能を待ってる間暇なので結構水を飲んでしまう。夏はとにかく水を多めに持っていきたい。
冬は防寒着が必要
逆に冬の場合は防寒着は必須だと思う。簡易的なストーブくらいは置いてくれるかも知れないがそれでも寒いはず。
カイロを使うなり、ユニクロでヒートテックを買うなりしないと野外をガタガタしながら過ごすことになってしまう。
講習だから室内でぬくぬくできることはないので注意。
技能試験は普通にやれば受かる
肝心の技能試験なのだが3日間真面目に講習を受けたら合格できる内容となっている。
一応時間制限はあるのだが、かなり時間にゆとりがあるので苦手はところはゆっくり運転していればミスをすることは無いはず。
実際に私の場合、講習生の中に外国人もいたのだが全員合格できた。ただ外国人は初めから何故か上手に運転していたが。理由はワカラナイ。
田舎でフォークリフト免許は強い
前半でも述べたが田舎はフォークリフト関連の求人が非常に多い。しかも結構時給が高い。
フォークリフトの免許さえ持っていれば求人の幅がかなり広がるんだ。
日数も普通自動車の免許さえ持っていれば4日で済むので、サラッとフォークリフト免許を取って就活に臨めばかなり有利になることだろう。一度どんな求人があるか探して欲しい。
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